阿部慎之助引退 ラストの後編
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巨人vsヤクルトは試合終盤。ヤクルトの攻撃。
二死二、三塁。
甘く入ったストレートを弾き返され二点を追加されるも、まだ9対4で巨人優勢。
とことことこ。
阿部は一人マウンドへ。
こういう行動もこれで見納めか。
球場全体が微笑ましくぼんやりと見つめている。
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🔟「俺の三冠王がヤベェじゃねえか」
そう言いながら澤村の頭をパカっと叩いてしまった。
👩🏻⚖️「ひとまず、何ハラでもなんでもありません。そんなことをする人では決してないですから!」
🦹🏻♀️ 「これたぶん、三冠王の『さ』か、ヤベェの『ヤ』のとこで叩いたのよぉ」
🔟「俺は由伸さんから言われてんだよ!『俺の分まで暴れまわってくれよ!』って」
阿部はちっとも穏やかではなかったのだ😤
(まぁそういや、高橋前監督はホント気の毒な引退劇だったなぁ…)
自然とぽかぽか温かい気持ちになってきた😚
そして彼は決心する。
(💪🏻ヨッシャ! 俺に任せてくれい!🔥)
偉大なる先輩方の絆のため❗️
サウナのような男気全開❗️
そうなんです。
無理矢理にでも納得してあげるように努めたのでした。^ ^💧
🦹🏻♀️「この世界観わかる〜!! もう勇人ちゃんから乗り替えちゃうんだから〜💞」
変な汗に混じって妙な汗も噴き出したが、頭はいたって冷静沈着。
(敵と対峙する時は、まずこうやって自分自身をコントロールすること。これこそが大事なんだよなあー✊🏻)
もう以前までの、パッションを前面に押し出す彼ではなかった。
👨🏻⚕️「考え方はどうであれ、それで精神が保たれるのならばいいことでしょう。成長と言って差し支えありません」
🦹🏻♀️「絶妙なハートセンスで戦う拓一様と、ロックバランシングで生計立ててるこのアタイ…。んもぉ 相性ゆめおにバッチグ〜〜💕 嗚呼 オシャレさんタッグ結成したぁ〜い💀」
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話は戻りまーす
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でまぁ
そんなこんなで打った塩見は4割ジャスト。
阿部にぴったりと並んじゃいました。
🧕🏻「シオミさま? どのような素性のお方ですの? 皆目見当がつきませぬ」
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🔟(ノムさんもこんな気持ちだったのかなぁ)
🔟(でも王さんなら叩いたりしてないだろう)
チェンジになりベンチに戻ってきた阿部は、バットを握りそんなことを考えていた😔
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その雰囲気を察知した名将○
彼の背中をぽんぽんぽん○
すぅ〜っとリラックス○
バッターボックスへてくてくてく○
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さあ
ついに来ました。
これが本当に本当の最後の最後の打席です。
🔟(ここでアウトになれば、打率だけ二位になってしまう)
❔
❕
しんこくけいえん。。。。
😲「な、なんだよ、またかよー」
😃「? でもこれで三冠王確定じゃん!」
はい、その通り。
実はこれ、三冠王を欲しがっている阿部の匂いを嗅ぎとった、高津新監督の思いやり采配なのでありました。
👶🏼「oh! very cool ! 徳量寛大ナ親分サンネ!」
👵🏻「長年スワローズを応援してるけど、今度は期待できそうでなりよりだわっ❣️だって前の監督が一番、クルクルパーのクソボンクラだったからねえ☠️」
試合はそのまま、巨人の勝利で終了。
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🔟「打率だけキミと同じだったけど、三冠王になれてよかったわ。なんか ありがとうな」
試合後、目の前でそう感謝された塩見は、カリスマ性の効いたオーラにビビりながらも「、はい 。はい、。」と全力で労った🎉👏🏻
🔟「あの。登場曲のことなんだけどさぁ。俺はずっとアレだったから、アンタも今ののままでいいんじゃねえかなぁ。じゃあね」
「そ、そうですかそうですねえ、はぁ」
去りゆくレジェンドの後ろ姿に一礼したファンファーレボーイ🎺🐴
困惑したまま、速歩きと小走りの中間くらいのスピードでグラウンドをあとにした。
👩🏼🍳「速さの塩梅とかどうでもよくない?」
🦹🏽♀️「それ言っちゃったら他にもあるでしょ!」
🔟(まあ。全部がどうでもいいかもね。)
おしまい。
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塩見頼んだぞー!!!!!
ヤクルト頑張れー!!!!!
目指すは
🧗🏻♂️離された最下位からの日本一🏆
ほな ばいちゃ ^ ^ 👋🏻